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おいちょかぶ ― 下1桁で9を奪り合う

おいちょかぶ ― 下1桁で9を奪り合う

カブフダの数え方、役と配当、そして「ヤクザ」の語源まで

ルールは下で。まずは卓に着く。

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カブフダを配り、合計の下1桁が9に近いほうが勝つ。 おいちょかぶは、南蛮渡来のカルタが日本で独自に姿を変えた、賭場の定番です。 9は「カブ」、0は「ブタ」。この二つの言葉を知るだけで、日本の賭博用語の半分が見えてきます。

目次
  1. おいちょかぶとは
  2. 勝負の流れ
  3. 数の数え方
  4. 役と配当
  5. 親のふるまい
  6. 4手の張り方
  7. おいちょ=8、かぶ=9
  8. 八九三とヤクザの語源
  9. よくある質問

おいちょかぶとは

おいちょかぶは、1〜10の数が書かれたカブフダを使い、 配られた札の合計の下1桁で親と勝負する遊びです。 最強は9(カブ)、最弱は0(ブタ)。 バカラの「下1桁で9に近いほうが勝ち」という考え方とまったく同じ構造で、 おいちょかぶのほうがはるかに古くからあります。

勝負の流れ

  1. 場に4手が並び、親は伏せる — 場の手はいつも4つです。
  2. 張る手と金額を選ぶ — 好きな手に、手ごとに別々の金額で張れます。
  3. 1手ずつ「もう一丁」か「勝負」 — 3枚目を引くか、そこで止めるか。
  4. 親が開いて勝負 — 下1桁を比べて決着します。

数の数え方

札の合計から10の位を捨てるのがこの遊びの要です。 たとえば 8+7=15 なら「5」、9+4=13 なら「3」。10は0として数えます。

手札合計下1桁強さ
4 + 599(カブ)最強
8 + 7155中位
6 + 4100(ブタ)最弱
9 + 3 + 6188(おいちょ)強い

役と配当

カブ(9)
カブ(9)最強の目
四
四シッピンの片割れ
ピン(1)
ピン(1)4と組んでシッピン
七
七3枚揃えば嵐
ソク(10)
ソク(10)0として数える
役札意味払戻し
ドシッピン10-10-1子だけの最高役。極めて稀。無条件の勝ち×10
嵐(アラシ)7-7-7同じ札3枚。無条件の勝ち×4
シッピン4-1子だけの役。その場で勝ち確定×3
カブ下1桁 9最強の目。親より大きければ勝ち×2
引き分け親と同じ下1桁賭け金を返す返金
ブタ下1桁 0最弱の目負け
倍率には賭け金が含まれます。×3 なら「賭け金+2倍の儲け」。 ドシッピン・嵐・シッピンの3役は、親が何を出しても必ず支払われます。

親のふるまい

親は伏せ札を開き、5以下なら引く・6以上で止まるという決まった手順で進みます。 親にだけ、あるいは親だけに不利な特別な目もあります。

親の目札結果
クッピン9-1親専用の役。全員に無条件で勝ち
シロク4-6親が逃げる。全員に賭け金を返して中止
親の嵐ゾロ目3枚すべての手に勝ち(負けは1倍)

四手が並んでいる。張る手を決めろ。

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4手の張り方

場の4手のうち、張った手は伏せられ、数字が見えるのは自分だけになります。 3枚目を引く「もう一丁」は合計3枚まで、3枚目は表向きです。 張らなかった手は表向きのまま、5以下で引き6以上で止まるという流れだけが進みます。

複数の手に張れば、当たり外れが平均化されて振れ幅は小さくなります。 逆に1手に集中すれば、勝ち負けの幅は大きくなります。

おいちょ=8、かぶ=9

「おいちょ」は8、「かぶ」は9を指します。おいちょの語源はポルトガル語の oito(8)とされ、 16世紀に南蛮カルタが伝わった名残です。カルタそのものは禁令の対象になりながらも姿を変えて生き延び、 数字だけを残したカブフダとして賭場に定着しました。

数の呼び名も独特で、1はピン、2はニゾウ、3はサンタ、4はヨツヤ、10はソクなどと呼ばれます。 「ピンからキリまで」のピンも、このカルタ由来の言葉です。

八九三とヤクザの語源

8・9・3を足すと20、下1桁は0=ブタ。何の役にも立たない、最悪の目です。 ここから「八九三(やくざ)」が「役に立たないもの」を指すようになり、 やがて博徒そのものを呼ぶ言葉になった——これがよく知られた語源説です。

賭場の言葉が日常語になった例はほかにも多く、「出目」「寺銭」 「いかさま」など、現代の日本語にそのまま残っています。

よくある質問

「おいちょかぶ」の名前の意味は何ですか。

「おいちょ」は8、「かぶ」は9を指す数え方です。おいちょはポルトガル語の oito(8)が語源とされ、南蛮カルタが日本に伝わった名残といわれます。かぶ(9)がこの遊びの最強の目です。

「ヤクザ」の語源はおいちょかぶだというのは本当ですか。

よく知られた説のひとつです。8・9・3を足すと20、下1桁は0(ブタ)で何の役にも立たない目になることから、「八九三(やくざ)=役に立たない」という意味で使われるようになったといわれます。

カブ(9)が出れば必ず勝てますか。

いいえ。カブは最強の目ですが、親も同じ9を出せば引き分け(返金)、親がクッピン(9・1)なら全員の負けになります。ドシッピン・嵐・シッピンの3つの役だけが無条件の勝ちです。

4手すべてに張る必要はありますか。

ありません。場は常に4手ありますが、好きな手にだけ、手ごとに違う金額で張れます。張らなかった手は表向きのまま進み、勝負には加わりません。

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博打での実測還元率 90.0%

配当表は上のとおりですが、親の手順(5以下で引く)と運営による結果調整を含めた実際の平均還元率は次のとおりです。
この数値は、運営による結果の調整を含んだ長期平均の実測値です (モンテカルロ・シミュレーション、2026-09-20 測定)。調整の内容と全ゲームの実測値は 利用規約 第3条の2 に記載しています。短期の勝ち負けは この数値から大きく外れます。

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